高濃度カテキンに副作用があることを知っていましたか?アメリカで市販された高濃度カテキンの商品を飲み続けた女性が肝臓障害を起こしたのです。ウィキペディアから記事の一部を引用します。
カテキンは従来ヨーロッパにおいて一般医薬品として販売されていたが、肝臓移植まで必要とするような重症例がみられたことを受けて販売禁止措置がとられた
高濃度カテキンの副作用は肝臓に悪影響を与える?
高濃度カテキンが入った有名な商品はヘルシアで、下記のようにヘルシアの安全性について疑問の声を上げる方がいるのは事実です。
今月(2007年1月)、その有効成分である高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害がカナダで報告された。実はフランス、スペインでも12件の肝臓障害が報告されており、販売禁止措置もとられている。だが日本でトクホに許可した厚労省は、審議の議事録さえ十分に取らない杜撰な審査しかしていないことも判明した。もし飲むのなら、肝臓検査の数値に注意したほうが良い。
なるほど。ヘルシアの名誉のために付け加えておきますと、ヘルシアを飲み続けて肝臓障害を起こしたケースは日本では報告されていません。ですが、海外ではヘルシアにも使われている高濃度茶カテキンで肝臓に障害が起きているため、念のため注意が必要でしょう。
ヘルシア緑茶を30日飲み続けても痩せなかったという動画も話題
人気メディアのロケットニュースさんが「30日間ヘルシア緑茶を飲み続けて痩せられるか否か」という実験をしていました。結果、見事「痩せなかった。むしろ体重は増えてた」という結果になっています…。
高濃度カテキンの副作用を回避するためには?
問題となっている高濃度カテキンは人工的に作られ、添加された科学物質です。自然界に存在しないもののため、肝臓への悪影響が出ている可能性は否めません。したがって、カテキンを採って体脂肪対策をしたい場合は、オーガニックの緑茶をおすすめします。普通の緑茶であれば日常的に飲んで体調を壊したという事例は報告されていませんので安心です。
なぜオーガニック緑茶をおすすめするかというと、化学肥料や農薬が含まれていないため、長期的な健康効果が期待できるためです。農薬が使用されている場合、せっかくカテキンを摂取しても、有害な科学物質も体内に蓄積されていくため逆効果です。
天然カテキンで健康的な体質づくりを!
ですので、どうせ飲むなら、オーガニックの緑茶がベストなのです。またオーガニック緑茶の中でも高温処理がされてないピュアなお茶が良いです。高温処理されてしまうと、繊細なカテキンの組織が壊されてしまい、健康効果が薄れるからです。
カテキンがもたらす健康効果は以下のとおりです。
- 優れた抗酸化作用
- 血中コレステロール値を下げる
- 脂肪抑制効果がある
これらの効果を享受するためにおすすめなのが、カテキンサプリです。サプリといっても薬品ではありません。オーガニックの緑茶場を精製し、タブレット状に固めた天然由来のものですので、高濃度カテキンのような副作用の心配はありません。