冬本番になり寒さが厳しくなると流行するのがインフルエンザです。感染力が強く、集団生活をしている子供や人と接する機会の多い人は、インフルエンザにかかる確率が高くなります。そのインフルエンザ、予防接種やうがい以外にも予防法があるといいます。それが、緑茶を飲むことです。なぜ緑茶がインフルエンザ予防に良いと言われているのでしょうか?
緑茶がインフルエンザ予防の鍵に!その理由は?
インフルエンザの予防のために手洗い・うがいを徹底しているという人も多いと思いますが、緑茶を利用するとさらに効率よくインフルエンザ予防ができるといいます。それは、緑茶に含まれるカテキンに強い殺菌作用があるからです。このカテキンはインフルエンザのウイルスが体内に侵入するのを防ぐ効果があります。
ウイルスのブロックだけでなく、体内で増殖するのも防ぐ働きがあるため、日頃から緑茶を飲んでいると自然とインフルエンザ予防ができるというわけです。実際に普段から緑茶をこまめに、1日5杯ほど飲む人や、1杯だけ飲む人やあまり飲まない人に比べるとインフルエンザにかかる確率が下がるという結果も出ています。よって、緑茶は子供から大人までインフルエンザ予防として、積極的に飲んでもらいたいお茶なのです。
緑茶カテキンはインフルエンザだけでなく、風邪やその他の感染症を予防するという効能もあります。ホットで緑茶を飲んだ方がより多くのカテキンを摂取できるので、冬場はぜひ毎日のお茶を緑茶に変えて、インフルエンザに負けない体作りをしていきましょう。
緑茶を飲む生活と同時に規則正しい生活も送ろう
緑茶はインフルエンザ予防に効果を発揮してくれるとはいえ、やはり日頃の生活習慣が大切です。そこで、飲み物を緑茶に変えながら、規則正しい生活を送るように心がけましょう。
早寝早起きを目標にする、食事面では1日3食栄養を考えてきちんと食べることが大切です。冬が旬の野菜や果物はインフルエンザ予防にも効果を発揮してくれ、体にしっかりと栄養をつけることができます。そして、食事の時に緑茶を一緒に飲むと、よりカテキンを効率よく摂取できます。体の中にカテキンが吸収されやすくなる関係で、血中カテキンの量が増え、体内で活躍してくれます。
疲れを感じる時には早めに休む、適度に体を動かしてストレスを発散することも冬を健康に過ごすためには必要です。今の生活を見直しながら、緑茶のある生活に変えてみましょう。
緑茶は飲む以外の方法でもインフルエンザ対策に利用できる
緑茶は、基本的には美味しく飲みながらインフルエンザ予防に活用するのが一番です。しかし、実は緑茶は飲む以外の方法でもインフルエンザ対策ができます。
ちょっともったいなく感じますが、お茶には殺菌作用があるため、緑茶で手洗いをする、スプレーボトルに緑茶を入れて家の中にスプレーする、水ではなく緑茶でうがいをするといったように、緑茶を飲む以外の方法で利用できます。
緑茶が余っている、茶葉がもったいないと感じる時にはこれらの方法を試しても良いでしょう。実際にインフルエンザ予防として、上の方法は効果があるとされているので、家族みんなが健康に過ごすためにも緑茶をさまざまなシーンで活用してみましょう。
まとめ
インフルエンザは感染力が強く、予防接種をしていてもかかったという人もいます。高熱や体の痛みが続き、数日間辛い思いをします。そこで、インフルエンザにならないための予防法として、緑茶のある生活を始めてみましょう。緑茶を食事の時や普段の飲み物としてこまめに飲んだり、緑茶で手洗いやスプレー、うがいなども実践してみましょう。
緑茶をまめに飲んでいる人とそうでない人とでは、インフルエンザにかかる確率にも差が生じるというので、インフルエンザで寝込まなくて済むように緑茶をさまざまなシーンなで活用しましょう。