みなさんは、うがいをするとき水でしていますか?洗面所で手を洗うついでにうがいをするから、基本は水でするという人が多いでしょう。しかし、うがいも水でするかお茶でするかによって期待できる効果も違うんです。今回はお茶うがいのすゝめとして、お茶でうがいをすることで得られる効果について詳しく解説します。
お茶うがいはこんなにも健康への効果が期待できる!
お茶でうがいをするなんてもったいないという人もいるかもしれませんが、お茶うがいは健康にとても良い方法なのです。どのように健康に良いのか、お茶うがいから得られる効果について順に紹介しましょう。
1 カテキンパワーで風邪を予防
カテキンは殺菌作用に優れており、風邪やインフルエンザなどのウイルスを撃退する効果があります。風邪やインフルエンザ以外の細菌を殺菌する力もあり、私達の体に侵入してくる有害なものをカットしてくれます。
そして、カテキンを多く含む緑茶に関してはホットで飲むと体を温め免疫力を高めるので、風邪予防が期待できます。ウイルスは体温が低い時に、最も活発に活動するため、体温が低い人は病気になりやすいと言います。温かい緑茶を飲み、体温を上げ病気に負けない身体づくりを目指しましょう。
2 喉の痛みなどの炎症にも効果的
風邪の引きはじめや乾燥する季節は、喉がイガイガと痛くなることがあります。これは喉に炎症が起きている証拠ですが、喉の痛みもカテキンを多く含むお茶を飲んでいると緩和できます。
カテキンが風邪予防に効果的なのは、強い殺菌作用を持っているからです。これと同じ理由で、緑茶が喉を通過するときにカテキンが作用して喉の炎症を抑えてくれ、喉の痛みを起こしているウイルスを撃退してくれるのです。
さらに、緑茶にはビタミンCが豊富に含まれているので粘膜を保護し、免疫機能を高めてくれます。緑茶に含まれるカテキンとビタミンCのおかげで、喉の痛みを和らげることができるのです。
3 気になる口臭や歯周病もお茶で解決
またお茶は、口臭や歯周病の悩みにも有効です。お茶に含まれるカテキンが、歯周病の原因となる悪玉菌の繁殖を抑えたり、口臭を招く細菌を撃退してくれるからです。特に、カテキンが凝縮された「カテキンタブレット」を利用すれば、いつでもポケットに忍ばせておいて、昼食直後のミーティングの前に飲んで口臭予防をすることができます、。
お茶の中でもカテキンを豊富に含む緑茶がおすすめで、普段から緑茶を飲んでいるだけでも口臭や歯周病予防はできるんです。
お茶うがいのやり方
お茶うがいにはカテキンが豊富な緑茶がおすすめです。そこで、お茶うがいの仕方を説明します。
1 粉末の緑茶をティースプーン山盛り一杯程度、100ミリリットルの水かぬるま湯で溶かす。ここで、できるだけしっかり混ぜること。
2 後は通常のうがいと同じように、緑茶でうがいをする。うがいをした後に水で口をすすぐのはNGです。カテキンの効果を得るためにも口はすすがないようにしましょう。いつもの水うがいを緑茶に変えてみるだけで、さまざまな効果が得られます。
うがいをするときにうがい薬を使って行う場合もあるかと思いますが、薬よりも自然な製法で作られている緑茶でうがいをした方が効果も期待できます。苦いうがい薬よりもおいしく続けられるお茶うがい、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
まとめ
最近は水うがいではなくお茶うがいが推奨されています。お茶の中でも緑茶が注目されているのは、そのカテキン含有量の多さから風邪予防や抗炎症作用、殺菌作用が期待できるからです。さらに、美味しく続けられるうがいでもあるので、毎日の習慣にするのも苦ではありません。
ぜひお茶うがいでカテキンを摂取して、強い体を作っていきましょう。