眠気覚ましには緑茶とコーヒーどっちが効くの?

「昼間の睡魔をどうにかしたい…」、「今日は夜遅くまで起きていないといけないので眠気覚ましになるものを飲みたい」という時、コーヒーを飲む人が多いでしょう。しかし、最近ではコーヒー以外に緑茶も眠気覚ましに効くと言われています。コーヒーと緑茶、どっちの方が眠気をとばしてくれるのでしょうか?

 

コーヒーが眠気覚ましに良い理由

コーヒーが眠気覚ましに良いとされているのは、カフェインを含んでいるからです。カフェインを摂取することによって、私たちが感じる眠気を飛ばしてくれます。コーヒーにもいろんな種類がありますが、できればブラックかエスプレッソがおすすめです。また浅煎りの豆を使うと、酸味を強く感じられカフェイン含有量も他より多くなっています。ミルクを入れてカフェオレにすると、気持ちが落ち着いてほっとしますが、逆に眠気を飛ばしたい時にはおすすめできません。
コーヒーは眠気覚ましに良い飲み物ですが、寝不足で睡眠を欲している時にはあまり飲まない方が良いです。覚醒してしまって、今度はなかなか寝付けなくなる場合があります。

 

緑茶も眠気覚ましにはぴったりな飲み物

コーヒーはカフェインを含んでいるので、眠気を飛ばしたい時におすすめな飲み物として知られています。しかし、そのコーヒーのカフェイン含有量って調べたことはありますか?実は最近ではコーヒーよりも緑茶の方がカフェインを多く含んでいると言われるようになり、今では緑茶も眠気覚ましにおすすめな飲み物となっているのです。
カフェインが入った飲み物を飲むとき、コップに一杯入れて飲む場合が多いでしょう。一度に2杯も3杯も飲む人は少ないと思います。このコップに一杯という量ならば、コーヒーよりも緑茶の方が多くカフェインを含んでいるのです。その量は以下のようになっています。

・カフェイン含有量

コーヒー・・・1杯(150ミリリットル)に約150ミリグラム
緑茶・・・1杯(150ミリリットル)に約160ミリグラム

数字で見てもわかるように、コーヒーより緑茶の方に多くカフェインは含まれています。緑茶を飲む時は、ティーバッグで手軽に淹れられるタイプがおすすめです。コーヒーよりカンタンに短時間で作れます。何かと忙しい日々を送っている方は特に必見です。

 

カフェインは利尿作用もあるので飲みすぎには注意

コーヒーも緑茶もカフェインを含む飲み物として眠気覚ましにはおすすめですが、1つ注意点があります。それが、カフェインには利尿作用があるという点です。カフェインの働きには疲労感や眠気を取り除くだけでなく、腎臓に対する作用もあり、ナトリウムなどの吸収を抑える役割があります。これが、いわゆる利尿作用とです。
カフェインによって交感神経が刺激され血管が拡張するため、血液のろ過効率が良くなります。このろ過量が増えると共に尿の量も増えていくので、結果的にトイレが近くなり、行く回数が増えるという流れになります。いつでもトイレに行ける時なら心配いりませんが、出先でトイレが周りにない、トイレに行くタイミングがないという場合には危険です。カフェインには利尿作用もあるということを念頭に置いておいて、飲みすぎないようにするのも大切です。

 

まとめ

眠気をどうにかしたいという時に選ばれるカフェインが入った飲み物といえばコーヒーが定番ですが、実はカフェイン含有量を比較すると緑茶の方に多く含まれているのです。よって、眠気覚ましには緑茶もおすすめです。緑茶にはカテキンも含まれており、抗酸化作用に優れているので、日々の健康管理もできて一石二鳥です。特に無農薬栽培の静岡茶がおすすめ。

利尿作用があるという点だけは忘れないようにして、飲みすぎない程度に利用してみましょう。緑茶は食事にもお茶にもよく合う飲み物なので、さまざまなシーンで利用できます。カフェインの含有量を比較してみると、定番のコーヒーよりも緑茶に多く含まれていることを理解できます。

どうしても眠くなった時は眠眠打破

コーヒーも緑茶も眠気覚ましに効果がありますが、それでも眠い、でも眠ってはいけない時の最終兵器はやはり「眠眠打破」です。コーヒー二杯分のカフェインが凝縮された液体ですので、やっぱり効きます。もちろん、睡眠不足と化学物質のダブルパンチですので身体への悪影響は言わずもがなですが…