カテキンとは?
カテキンとはフラボノイドの一種。
フラボノイドとは植物に含まれている色素や苦み、辛味などの成分です。
つまり私たち日本人が普段飲んでいる、お茶の苦み渋みがカテキンの正体。
そんなカテキンは、強い抗酸化作用や脂肪分解作用が期待されており、特にダイエットを目的として飲み始める人が年々増加しているそうです。
またダイエット以外にもカテキンには高い健康効果が期待されています。
このページでは、そんなカテキンとは一体どのような効果、効能があるのか?
また、効果的な飲み方とはどのようなものなのかについて徹底的に解説していきます。
健康効果と効能とは
カテキンの主な効果や効能として知られているのは、抗酸化作用や脂肪分解作用ですね。
しかしながら、カテキンにはまだまだ広く知られていない数多くの効能があります。
具体的には下記のような症状に効果があるとされています。
- 体脂肪の燃焼
- ダイエット効果
- インフルエンザ予防
- ウイルス感染対策
- 糖尿病の予防
- がんの予防
- 虫歯の予防
- 歯槽膿漏(しそうのうろう)予防
- 口臭の防止
- 高血圧の抑制効果
- 動脈硬化の予防
- ストレスの緩和効果
- 活性酸素の還元効果
- 殺菌作用
- 血中脂質の減少
- コレステロール値の低下
- 認知症予防効果
- 記憶力の向上
- アンチエイジング効果
- 眠気覚まし
上記のようにカテキンとは様々な効果、効能がある成分。
特にこの中でも、抗酸化作用やダイエット効果が期待されているカテキンですが、なぜカテキンを摂取するだけで、こんなにも健康的になることができるのでしょうか?
ここからはその理由を簡単に説明していきたいと思います。
カテキンの健康効果の理由
カテキンには殺菌作用があります。そのため、インフルエンザ予防やウイルス感染対策にも効果があるとされています。
このページをお読みの方の中にも、子供のころお茶でうがいをしていたという人もいるのではないでしょうか?
それはまさに、お茶に含まれているカテキンの殺菌効果が理由なのです。
この殺菌効果により虫歯の予防や口臭対策、歯槽膿漏にも効果があるとされています。
また、その他にもカテキンには強力な抗酸化作用があります。
なんと、カテキンの優れた抗酸化作用はビタミンEの約10倍で、ビタミンCの約80倍!
抗酸化作用がある食物を摂取すると、体の酸化を抑えてくれるために、老化を防ぐことができます。
そのため、お茶やサプリなどからカテキンを摂取すると、アンチエイジング効果、活性酸素の緩和効果、がんの予防などに繋がるのです。
さらに、カテキンには善玉コレステロールを体内に増加させてくれる効能もあります。
そのため、動脈硬化や高血圧、脳卒中などの病気も防ぐことが可能。
後ほど詳しく解説しますが、ダイエットの効果もあり、しかもこれほどまでに高い健康予防効果のある緑茶(カテキン)は今全世界で注目されている万能薬なのです!
ダイエット効果アリ! 脂肪を代謝しやすい身体に
カテキンに期待できる、驚異的なダイエット効果
上記では各項目を簡単に解説していきましたが、ここからは「ダイエット効果」について詳細に解説していきたいと思います。
カテキンを摂ると脂肪が落ち、ダイエットが達成できるというのはどういった理由なのでしょうか。
一言でいってしまうとそれは、カテキンを飲むと「脂肪を代謝しやすい身体」に体質改善ができるからです。
少し難しい言葉が出てきますが、カテキンは白色脂肪細胞と呼ばれる脂質を分解してくれる「リパーゼ」という酵素を活性化させます。
リパーゼが活性化すると脂肪の燃焼効率が高くなり、脂肪を消化しやすくなります。
また、カテキンは肝臓内の脂質代謝を活性化することが可能。
脂質代謝が良くなることで脂肪の落ちやすい身体を作ることができます。
さらに、カテキンには血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。
人の身体は血糖値が上昇するとインスリンという物質を脾臓から分泌します。
インスリンはブドウ糖をエネルギーに変えてくれる働きをする一方、余ったエネルギーを脂肪に変えてしまいます。
そのため、カテキンを摂取することで、エネルギーが脂肪に変わるのを抑えることもできるのです。
【まとめ】
カテキンを摂取すると、
・脂肪の代謝を良くなる
・脂肪を消化しやすくなる
・脂肪を付きにくくする
ことが分かりました。
ではここからはカテキンを摂取する際のおすすめの飲み方とはどのようなものなのかを見ていきましょう!
おすすめの飲み方とは
ダイエット目的でカテキンを飲む場合、カテキンの一日の摂取目安量は1,000mgと言われています。
カテキンが抽出しやすいと言われる煎茶が一杯あたり約100mgのため、一日に約10杯ほど飲むことがおすすめ。
普段から水分補給をよくする方であれば、飲み物をお茶に変えるだけでできてしまうので非常に簡単なダイエット法だと言えます。
カテキンダイエットにおける、ひとつの注意点
その注意点とは、煎茶を飲みすぎてしまうと、「タンニンとカフェイン」の過剰摂取となってしまうこと。
タンニンは鉄分と結びつくため、鉄分不足となってしまいがちです。
また煎茶にはカフェインが、1杯あたり約30mgが含まれています。
一日に10杯飲んでしまうとカフェインを一日300mg摂ってしまうことになりますね。
日本人は一日に250mg以上のカフェインを摂取すること睡眠中の中途覚醒が起きてしまうという研究結果があります。
そのため睡眠の質が下がってしまったり、夜寝る直前に飲みすぎてしまうと覚醒作用が起きてしまったりと、却って健康状態を悪くしてしまう可能性もあります。
カテキンを煎茶で摂取する場合は、しっかりと栄養補給をしつつ、感覚を空けて飲むことがおすすめです。
しかしどのみち、カフェインは300mg程度摂取してしまうことになります。
カフェインを抑えつつカテキンを摂取する方法は煎茶以外にないのでしょうか?
カテキンを摂るならサプリが効果的
「養生の仙薬、延命の妙薬」と言われ、古くからアジア圏では不老不死の万薬として知られていた「お茶(カテキン)」。
そんな万能なカテキンですが、上述した通り、ダイエット目的として煎茶で飲む場合はカフェインの摂取が過剰になってしまう可能性があることが分かりました。
折角ダイエットもできて、健康的になれるのにカフェインの摂取が過剰になってしまうと様々な健康障害が現れてしまう可能性もあります。
では、カフェインを抑えつつ、カテキンを摂取するためには一体どうしたらよいのでしょうか?
そんなアナタに私がおすすめする効果的なカテキンの飲み方とは…サプリで摂取することです!
例えば、当サイトの別ページでご紹介したこちらのサプリでは、
カテキンが1粒あたり540mgに対して、カフェインはたったの15mg。
一日の目安は1000mg、つまり2粒なので、一日の摂取カフェインを30mgに抑えることができます。
これなら健康目的でもダイエット目的で飲んでいても、カフェインが健康や睡眠に影響することはないので、安心しながらカテキンを摂取することが可能です。
詳しくはこちらのカテキン サプリのページでも解説しているので、気になる方は確認してみてください。