ワインのポリフェノールって体に良さそう!緑茶と比べてどうなの?

ワインと緑茶のポリフェノールはどっちが優れてる

ワインはポリフェノールが豊富で美容や健康に良いとされています。食事を美味しくしてくれるだけでなく、私たちの体にとってさまざまなメリットがあるんですね。

さて健康面で優れたワインですが、緑茶と比べるとどうなのでしょうか?実は、緑茶に含まれる「カテキン」はポリフェノールの一種なんです。いったい、それぞれにどのような成分が含まれていて、どちらが優れているのでしょうか?そこから得られる健康効果についても触れながら見ていきましょう!

ワインに含まれるポリフェノールについて

ワインはポリフェノールが豊富に含まれているので、お酒の中でも健康効果が高いとされてきました。ワインの原料となるブドウの皮や種といった部位に多く含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用に優れているという点から、意識して飲んでいる人も多いでしょう。
ワインに含まれるポリフェノールが体に良いと言われるようになったのは、ポリフェノールの一種であるフラバノールという成分が血圧や認知機能改善、心疾患の改善にインスリン抵抗性の減少に効果的であるからです。悪玉コレステロールが体内で活動するのを抑制する働きもあるため、動脈硬化予防にも効果が期待できます。さらに近年、ワインに含まれるレスベラトロールというポリフェノールの一種は殺ガン物質であると明らかになりました。ガンにかかって命を落とす人が増えている中、殺ガン物質が豊富であるというのは魅力的ですね。
その他にも、ワインには脂肪を燃やす働きもあります。よって、美容面ではお肌だけでなく全身に作用してくれます。このように、ワインには優れた種類のポリフェノールが含まれているため、健康に良いとされているのです。

 

緑茶に含まれるポリフェノールについて

ポリフェノールが豊富なワインは、私たちの体を病気から守ってくれる心強い存在です。美容と健康に良いというイメージがあるワイン、ポリフェノールの含有量は圧倒的に多いと思われがちですが、最近では緑茶の方に多く含まれていることが明らかになりました。
緑茶といえば有名な成分には、カテキンが挙げられます。このカテキンが、実はポリフェノールの一種なのです。カテキンに含まれるタンニンは、緑茶特有の渋み成分を指します。カテキンにもさまざまな種類があり、美容や健康に欠かせない成分となっています。
また、さきほどご紹介したフラバノールは、ワインよりむしろ緑茶の方に多く含まれています。フラバノールは紅茶やリンゴ、ブドウなどの果物にも含まれており、手軽に飲める緑茶に関しては、赤ワインが1に対して100~800ミリグラムも含まれているのです。意外にも緑茶の方にフラバノールは多く含まれているのです。
ここから、ワインを飲んでポリフェノールを摂取するよりも緑茶を飲む方が手軽かつ健康的と言えます。ワインはお酒なので飲みすぎは控えないといけません。そして、いつでも飲めるわけではありません。その点緑茶なら毎日さまざまな場面で飲むことができます。いつでも飲むことができるという点とフラバノールの含有量については、ワインよりも緑茶の方が勝っていると言えるのです。

 

緑茶のポリフェノール(カテキン)を効率よく摂取するポイント

ワインより緑茶の方に多く含まれるポリフェノールもあるということで、今後緑茶を積極的に飲んでいこうと考えている人のために、効率よくカテキンやフラバノールを摂取するポイントを紹介しましょう。以下のポイントを押さえて緑茶を利用すると、有効成分をしっかり体内に吸収することができます。

  1. 抗酸化作用は2時間で高まり4時間で消えるという特徴があるので、緑茶はこまめに飲むようにする。
  2. 食事の際やお茶の時間に意識して緑茶を飲む。
  3. ひと冷めしたお湯で緑茶をいれると、より多くのカテキンが摂取できる。

私たちの生活の中では、ワインよりも緑茶の方が気軽に飲むことができます。その緑茶をこまめに飲むようにすると、よりカテキンを体内に吸収することができます。

 

まとめ

健康や美容に良いとされているポリフェノールは、ワインよりも緑茶の方に多く含まれていたんです。緑茶ならワインのようにお酒ではないので、いつでも飲むことができます。気軽に美味しい緑茶を飲んで、体に良い成分をしっかり吸収しましょう。ぬるめのお湯で緑茶を入れてカテキンを効率よく吸収できるようにすると、より効果を実感できます。カテキンの抗酸化作用によって、お肌は若々しく、体は病気知らずに近づけるので、ぜひ緑茶を意識して飲んでみましょう。

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